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センターの経緯
現在の「四日市市地場産業振興センター」の前身である「公益財団法人三重北勢地域地場産業振興センター」(平成25年4月から公益財団法人へ移行、以下、じばさん三重)は、昭和55年に国が示した「地場産業振興対策」に基づいて三重県が作成した地場産業振興ビジョンにより地域の地場産業と中小企業の振興を図る支援機関として、三重県、5市5町(四日市市、桑名市、鈴鹿市、亀山市、いなべ市、木曽岬町、東員町、菰野町、朝日町、川越町)、11の商工団体そして42の産業団体の出捐等により、「三重県北勢地域における地場産業の健全な育成及び発展を図ることによって、地域経済の活性化に貢献し、もって、地域住民の生活向上に寄与する」ことを目的として昭和62年に建設・開館しました。
じばさん三重は、これまで30年以上にわたり名品館事業、貸館事業など様々な事業を実施し、構成地域の地場産業発展に貢献してきましたが、平成25年4月から公益財団法人に移行したことに伴い、事業収支が恒常的に赤字となり、経営状況が厳しくなったため、設立当初から運営・事業に係る支援を継続的に行っている四日市市が中心となり、運営主体及び施設のあり方について、関係自治体や団体等と検討を進めてきました。
しかしながら、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、主たる収入源であった貸館事業の施設使用料収入の確保が見込めなくなり、赤字がさらに拡大し、継続的な運営が非常に厳しくなったため、これまでの経過と直近の経営状況などを考慮し、各関係機関との協議を踏まえ、令和4年3月31日をもって解散となりました。
令和4年4月からは、四日市市が直営施設として、これまでじばさん三重が実施していた主たる事業を受け継ぎ、産業振興の拠点となることを目指し運営することになりました。