伊勢茶情報
緑茶の種類と特徴
かぶせ茶・玉露
新芽が伸び始めたころ、覆いをして日光を遮り、 その若布を摘み採って製造したものです。
抹茶
玉露と同じで、若布を摘み採り、蒸して揉まずに乾燥させたてん茶を、 茶臼で微粉末にしたものです。
煎茶
古くから親しまれてきた一般的な日本茶で、 さわやかな香りと旨味のほかに渋みもあり産地によっていろいろな特色があります。
番茶
若芽が伸育して硬くなった茶葉を原料として製造したもので、味は淡白です。
ほうじ茶
「煎茶」や「番茶」をこげ茶色に炒り上げたもので、こうばしい香りがあります。
このほか、玄米茶、茎茶、粉茶などの茶種名があります。
緑茶も、ウーロン茶も、紅茶もみんな同じ木
製造方法が違うだけで、同じ木からできます。難しい言葉で言うと、 緑茶は不醗酵茶、ウーロン茶は半醗酵茶、紅茶は醗酵茶といいます。
お茶の保存方法
お茶に湿気は大敵。気密性の高い容器に入れて、涼しい所に置いてください。
新鮮なうちに飲み終わるように心掛けましょう。
冷蔵庫に保存するときは、密封することを忘れずに。匂いを吸収してしまいます。
茶のおいしい入れ方
玉露
1.急須にお湯を入れてさまします。(上茶で50℃、並茶で60℃)
2.急須のお湯を茶碗に7分目(約20ml)ほど入れます。残ったお湯は捨ててください。茶碗は玉露用の小さめのものを使います。
3.お茶の葉を急須に入れます。3人で10g(家庭にある大さじで軽く2杯分)
4.茶碗のお湯を急須にあけて2分くらいお茶が浸出するのを待ちます。
5.お茶をつぐ分量は均等に、廻しつぎし、お茶は絞りきりましょう。(おいしく味わえる温度)35~40℃くらい。
2煎目は冷ましたお湯を入れてから30秒くらい待ちます。
煎茶
1.茶碗にお湯を8分目ほど入れて冷まします。(上茶で70℃、並茶で90℃)
1人分の湯量は、上で60ml、並で90 mlです。
2.お茶の葉を急須に入れます。5人で10g(家庭にある大さじで軽く2杯分)
3.湯冷まししたお湯を急須につぎ、60秒くらい(深むし茶は30秒)お茶が浸出するのを待ちます。
4.お茶をつぐ分量は、均等に、濃淡のないように廻してつぎ、最後の1滴までお茶を絞りきりましょう。(おいしく味わえる温度)
50?65℃くらい。2煎目は、お湯を入れてから10秒くらい待ちます。
番茶
1.お茶の葉を急須に入れます。5人で15g
(家庭にある大さじで多めに2?3杯分)
2.1人分の湯量は、約130ml。お湯を急須に入れて約15秒くらいお茶が浸出するのを待ちます。
3.お茶をつぐ分量は、均等に廻しつぎし、お茶を絞りきりましょう。(おいしく味わえる温度)75℃くらい。
2煎目はお湯を入れてからすぐついでも結構です。
※2煎(回)目は、1煎(回)目より熱めのお湯を急須につぎ、一呼吸し、
つぎ分けてください。
※お茶の有効成分は、2煎(回)目でほとんど出つくしてしまいますので、茶葉を取り替えてください。