タオル
- 主な商品
- タオル
- 始まり
- 明治37年ごろ
- 由来
- アメリカから輸入され、手織り機での製造から機械化されて現在に至った。
- 主な生産地
- 富洲原地区
タオルの歴史
タオルは1864年にアメリカで作られ、明治5年(1872年)に日本へ輸入され、明治13年(1880年)に初めて日本で作られました。
当地域のタオル生産は、 明治37年に富州原地区で「三重浴巾(よくきん)商会」が設立され、手織(ており)機で製造を始めたのが起こりで、 大正年間に次第に発展をし、大正9年までは、 生産量で大阪につぐ全国第2位でありました。
業者も大正11年には三重郡及び四日市市で70余ありましたが、第1次世界大戦後の不況等で機械化をなし得ない家内工業は脱落していきました。
第2次世界大戦時には戦力増強のため、 織機のスクラップ化などで衰えていましたが、戦後10年後には戦前の生産高を越えるようになり、 現在は愛媛県、大阪府についで全国第3位の生産高で、 高い技術力により時代の求めているタオルを製造しています。
(北勢タオル工業協同組合としては、 平成15年3月に解散されました。 )